劇団夢幻工房オフィシャルサイト

Straight Tiger ~直虎~

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Straight Tiger ~直虎~ チラシ表 Straight Tiger ~直虎~ チラシ裏

舞台概要

~漆黒の闇に浮かび上がる野外舞台~
日常空間が非日常の世界に変貌する!
この長野の地で凄い舞台を生み出そうと
日夜挑んでいるのが『夢幻工房』である―

総勢100名余りのキャスト・スタッフが
渾身の力で作り上げる
第15回記念公演となる今回の舞台は

鎖国から開国へ向かう激動の幕末
桜を愛し 友と家族と民の幸せを願い
大和の国の明るい未来に思いを馳せながら
己が信じる『義の道』を貫いた
須坂藩第十三代藩主・堀直虎公の生涯を描く―

笑いと涙のパワフルエンターテイメント!
どうぞお見逃しなく!

キャスト

青木 賢治 / 坂本 真由美 / 村松 沙理亜 / 宮本 真里 / 清水 康平 /
菊池 侑希 / 高野 愛里 / 曲尾 実優 / 滝澤 光輝 / 滝澤 勇輝 /
石黒 優梨子 / 岩間 健児 / 大澤 佑紀子 / 小田切 桂一 / 尾和 茜 /
加藤 亜紀歩 / 加藤 慎也 / 久保田 夏実 / 斉藤 達也 /
清水 沙緒理 / 春原 愛良 / 高松 玲亜 / 竹前 芽衣 / 塚田 聡志 /
月岡 俊 / 中嶋 結 / 西村 杏月 / 古川 志津 / 堀崎 優季 /
峯村 茉由子 / 宮澤 ひろみ / 渡邊 広樹
~特別出演~
清水 まなぶ〈シンガーソングライター〉 /
松本 恭子 / 窪田 裕子 / いけだ はるひこ(劇団ねじ式) /
ちえもん〈元吉本新喜劇〉 / 山﨑 到子(演劇企画集団 0 Gravity)
町田 尚規 / 吉江 宗雄 / 西原 弘樹 / 出澤 英則
協力団体「空想≠カニバル」
佐藤 健一 / 両角 眞太朗 / 平下 拓実
【生演奏】 バイオリン : 牧 美花 / フルート : 徳嵩 佐奈恵 / ベースギター : 石田 多美子 / パーカッション : 森野 香、西方 久好(アシスタント) / ギター : インステップス(丸山彰一&メンター)
【声楽隊】 和田 久美(土の会) / 宮澤 美幸(土の会) / 塚田 美樹 (土の会)

スタッフ

原作 江宮 隆之 著「将軍慶喜を叱った男 堀直虎」(祥伝社)
脚本・演出 青木 由里 (日本演出者協会会員)
作曲 夢幻音楽プロジェクト(プロジェクトリーダー/メンター)
ダンス振付 青木 淳一
衣装 北村 幸子
衣装デザイン 福村 美加
舞台設営・照明・音響 株式会社 長野三光
大道具・小道具・広報 劇空間 夢幻工房
制作 青木 賢治

後援

長野県 / 長野県教育委員会 / 長野市 / 長野市教育委員会 / 小布施町 / 小布施町教育委員会 / 須坂市 / 須坂市教育委員会 / 一般財団法人 長野市文化芸術振興財団 / 信濃毎日新聞社 / 毎日新聞 長野支局 / 朝日新聞 長野総局 / 読売新聞 長野支局 / 週刊長野新聞社 / 長野市民新聞社 / SBC 信越放送 / NBS 長野放送 / TSB テレビ信州 / abn 長野朝日放送 / INC 長野ケーブルテレビ / 須高ケーブルテレビ / FM長野 / FMぜんこうじ

【あらすじ】
時は1853年(嘉永6年)6月3日、アメリカ・東インド艦隊司令官ペリーが軍艦4隻を率いて浦賀に来航したところから、この芝居の幕は開く。
黒船来航当時、18歳だった堀直虎は、兄であり第十二代藩主でもある直武の海岸警備名代として品川へ赴き、黒船を見て大変な衝撃を受ける。
海外の軍事力の脅威を目の当たりにした直虎は、海外の進歩的な技術を取り入れないと他国の植民地になる恐れがあると考え、藩邸に帰還後、須坂藩に洋式軍制を取り入れる警備策を進言した。これも徳川家から譲り受けた領地・領民を守るため。堀家は代々徳川家への恩を何よりも大切にしている家系だった。
一方で、文人藩主であった父・直格より、桜の図鑑「?譜(じゃくふ)」の序文執筆を頼まれた直虎。桜を愛する直虎はこれを引き受け、改めて桜が美しい理由を考えるようになる。
そんな直虎の元へ、信濃の有名人が次々と訪れる。小布施の豪商/高井鴻山、松代藩/佐久間象山、上田藩/赤松小三郎…様々な人間との出会いは直虎に様々なことを気づかせ、自分の生き方を考える機会となる。
直虎は、上田藩主・松平忠礼の妹の俊(トシ)を伴侶として迎える。俊と忠礼の父・松平忠固は、老中として日米修好通商条約締結を強硬に推進したことにより、安政の大獄で蟄居を命じられ、無念のまま死去。父の固い意志と行動を目の当たりにして成長した俊は、父のような軸のぶれない殿方に嫁ぎたいと思っていた。その俊にとって、直虎は理想通りの伴侶であり、また松平忠固を尊敬していた直虎にとっても有難い伴侶であった。
しかし、徳川幕府を守ることに命をかける直虎に、維新の荒波は容赦なく押し寄せる。
友や家族への思いと武士道の狭間で苦しみ、将軍慶喜の真意が掴めないまま時が過ぎて行く。民主政治を目標とする新政府は幕府一掃を狙い、朝廷と手を結び倒幕の兵をあげた。
ついに直虎は決断する。その決断とは―


【堀直虎メモ】
1598年(天保7年) 8月16日 堀直格5男として武蔵国江戸に生まれる
1853年(嘉永6年) 6月3日 アメリカ・東インド艦隊指令ペリーが浦賀に来航(黒船来航)
1854年(安政元年) 3月3日 日米和親条約(神奈川条約)を締結。下田と函館が開港
1856年(安政3年) 2月 実兄・直武の養子となる
1858年(安政5年) 7月29日 日米通商修好条約締結
1861年(文久元年) 11月 直武隠居により家督相続
12月 叙任、従五位下長門守 藩主となり、藩政改革を断行
1863年(文久3年) 9月 徳川幕府より大番頭を拝命
1864年(元治元年) 2月27日 上田藩主・松平忠固の娘・俊と結婚
1867年(慶応3年) 10月15日 明治天皇、大政奉還を勅許
12月5日 幕府より若年寄兼外国奉行を拝命
12月9日 王政復古の大号令
1868年(慶応4年) 1月3日 鳥羽伏見の戦い勃発(戊辰戦争の始まり)
1月17日 勤役中に卒(享年33歳)
4月11日 江戸城無血開城


【参考文献】
『将軍慶喜を叱った男 堀直虎』江宮 隆之/著  祥伝社
『龍馬の影 悲劇の志士・赤松小三郎』江宮 隆之/著  河出書房新社
『碧血録』『堀直虎公伝』富田 松北/著 須高郷土史研究会
『激動の幕末を拓いた藩士たち』須坂市立博物館
『須坂藩主 奥田家の歴史』廣瀬 紀子/著  須坂市公民館(須坂万葉読書会)
『第13代須坂藩主 堀 直虎・考 ?烈記―史実のラスト・サムライ』はしいろ☆まんぢう [Kindle版]
『信州須坂藩豪商田中本家物語』酒井 篤彦/著
『勝海舟を動かした男 大久保一翁』古川 愛哲/著  ㈱グラフ社
『勝海舟と西郷隆盛』松浦 玲/著 岩波新書
『勝海舟 幕末の荒波をこえて』国松 俊英/著 フェア文庫
『天璋院敬子』梅本 育子/著  ㈱双葉社
『女たちの江戸開城』植松 三十里/著  ㈱双葉社
『街道を駆けた 信州明治維新』 維新解説 上條 宏之/堀内 泰/武田 武 ほか/著  柏企画
『篤姫と大奥―幕末騒擾を生き抜いた御台所』 (歴史群像シリーズ) 学研マーケティング
『幕末・維新のすべてがわかる本』㈱ナツメ社
『歴史がおもしろいシリーズ!図解 幕末・明治維新』㈱西東社
その他 インターネットより資料多数


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